妊娠中はつわりやホルモンバランスの変化などによって、心も身体も不安定になり、普段なら気にも留めない周囲の言動や言葉に傷つくことがあります。
また、あなたが気遣ったつもりの一言が、マタハラにあたるケースになることもあるのです。職場での良好な関係性を構築するためにも、日頃から互いにコミュニケーションをとる努力が大切です。
長期休みなんて、うらやましい。
ダメな理由出産・育児への無理解
育休中は、仕事は休んでいますが、育児をしているのであって、休暇とは違います。昼夜を問わず、数時間おきの授乳など、子どものケアで、食事や睡眠もままならないことも多いのです。

産休・育休についての制度・法律への理解や知識の不足による誤解だけでなく、産休・育休中の業務のしわ寄せがマタハラ発言の原因となっている場合もあります。そんな時には、フォローをしている社員の状況を把握し、ねぎらいや感謝を伝えることも必要です。そして、出産や子育て以外に、介護・病気治療・リフレッシュ休暇やボランティア休暇など、さまざまなライフイベントにおいて、誰もが休暇を取りやすく、不公平感がない職場をつくりことも重要です。
あなたが早く帰ったり、休みがちな分、カバーするのが大変。正直言って、迷惑している。
ダメな理由出産・育児への無理解
妊娠中の体調不良に伴う早退や欠勤は、法律で保護されている権利です。しかも体調の変化は本人の意思でコントロールできることではありません。周囲からの非難を避けるために、無理を押して業務を遂行し続けるとさらに体調の悪化を招き、突発的な入院といった事態に陥れば、更に職場に負荷がかかる可能性があります。
いつか子どもを持ちたいと考えている女性社員に「この職場では無理」という悪印象を与えかねません。

業務負担が生じた場合は、妊婦に怒りの矛先を向けるのではなく、上司に業務量や配分の見直しを申し出ましょう。不満を吐き出すことで一時的にストレスは発散できたとしても、職場での軋轢が生まれてしまいます。体調不調などで通常勤務が難しい状態の人に対して、無理を強いるよりも、職場全体の業務を見直し、フォロー体制を整えるきっかけと捉えて取り組むと、誰にとっても働きやすい職場づくりに繋がるのではないでしょうか。






